ブログ
吉川の小話
どうも、株式会社baylifeの
ブログ編集部です。
今回は、葬祭事業部の長である。
吉川に葬儀にまつわるあれやこれやを、
聞き出し掘り下げていくコーナーです。
普段聞くことのない話や、
今更聞けない話などタメになりそうです。
法要について
法要には、様々な種類が存在しますが
その種類と意味を知っていますか?
今回は、そんな法要についてまとめてみました。
まず初めに、法要とは法事の一つで
読経や焼香などの故人を供養するための儀式
追善供養のことを指します。
初七日法要や四十九日法要は、日数による法要で
また、
一周忌や三回忌は、年数による法要です。
このように法要には、
亡くなってから日単位での忌日法要(きじつほうよう)と
亡くなってから年単位での年忌法要(ねんきほうよう)があります。
詳しく見ていきますと
忌日法要は亡くなった日から数えて
7日で初七日(しょなのか)
14日で二七日(ふたなのか)
21日で三七日(みなのか)
28日で四七日(よなのか)
35日で五七日(いつなのか)
42日で六七日(むなのか)
49日で七七日(なななのか)・四十九日(しじゅうくにち)
100日で百箇日(ひゃっかにち)
年忌法要は亡くなってから
満一年目に
一周忌(いっしゅうき)
満二年目に
三回忌(さんかいき)
満六年目に
七回忌(ななかいき)
満十二年目に
十三回忌(じゅうさんかいき)
満十六年目に
十七回忌(じゅうななかいき)
満二十二年目に
二十三回忌(にじゅうさんかいき)
満二十六年目に
二十七回忌(にじゅうななかいき)
満三十二年目に
三十三回忌(さんじゅうさんかいき)
満四十九年目に
五十回忌(ごじゅうかいき)
満九十九年目に
百回忌(ひゃっかいき)
皆さんは全部知っていましたか?
忌日法要は「中陰法要」とも呼ばれ
仏教では、亡くなってからの49日間を中陰と呼び、
故人は死後7日ごとに閻魔大王の裁きを受けるとされています。
中陰のあいだは、故人が極楽浄土に行けるよう7日ごとに追善供養を行います。
だから七日ごとに行うんですね!
最近では、繰り上げ初七日(くりあげしょなのか)と言って
葬儀・告別式と同日に初七日法要を行うことも増えてきているみたいです。
たくさんの法要がありますが、
忌日法要は、七七日・四十九日で大体の方がひと段落し、
年忌法要は、三十三回忌、五十回忌で多くの宗派が弔い上げとなります。
皆様それぞれ事情、状況があってそれに合わせた
法事、法要、供養を執り行います。
他には、
新盆(にいぼん・あらぼん)といって故人の四十九日後に初めて迎えるお盆のことで
初盆(はつぼん・ういぼん)とも呼ばれ、故人が浄土から初めて帰ってくる為
通常のお盆とは少し異なり白い盆提灯などを飾って故人を迎えます。
その昔は、
亡くなった故人のために新たに購入していました
お盆の際にご先祖様の数だけ十三仏(掛け軸)を飾っていたそうです。
真言宗だけは弘法大師が増えるので、14となります。
年々こういった
法事などの儀式的規模や継承は薄れていってる気がします。
時代と共に様々な物事が変化してますが、冠婚葬祭も影響を受け変化しつつあります。
変化に合わせ皆様と歩んでいきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。